神戸市長田区の志里池小学校が廃校にされようとしています。
 さかんに震災報道されたように、ここ長田では老齢者が多く、児童の数はたしかに少なくなっています。しかし、震災から立ち上がり復興をめざす住民にとって地域の学校が廃校になることはそうした努力を踏みにじられる思いです。
 通学路が長くなることにより交通安全のことなど心配な点もたくさんあり、震災後に決まったこの廃校が、超スピードで進められようとしていることに危機感をいだき署名を呼びかけ、廃校を待ってもらおうと活動しました。
 しかし、廃校を考え直させるのはさらに長期の交渉を必要とし、困難であると考えざるを得ず、「署名を預かる代わりに通学路の安全確保について約束します。」という念書を受け取ることになりました。
 子どもたちの安全が、この町の将来が、守られるかどうかは、やはりこれからにかかっています。どうか注視してくださるようお願いします。
 神戸を、学校を、子どもたちを守ってください。




  目次

統合への経緯

これまでの経緯をまとめました。95年の震災の「どさくさ」の中でいかに短期間に廃校が進められているか、驚くばかりです。

11月30日。校長・教頭先生との話し合い

11月30日に、私たちの動きを察知した校長・教頭が話し合いを求めてきました。あらためて、さまざまな問題が浮き彫りになりました。

呼びかけ文

96年10月、震災の後それぞれの生活に追われていましたが、ようやく動き出せたのがこのときでした。主に地域の人々に呼びかけたビラの内容を紹介します。

署名してくださった1820名のみなさんへ

残念ながら廃校を思いとどまらせることは断念せざるを得ませんでした。しかし、これまでのような対応ではなく、真剣に安全対策に取り組むよう私達の要望は取り入れられていきそうです。最後になりますが、その説明です。

志里池小学校素描

志里池小学校の日曜日の様子を写真でつづってみました。

志里池小学校年表

志里池小学校の2階に張られてある年表を紹介します。

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