創立は1936年(昭和11年)。2・26事件のあった年です。翌年には盧溝橋事件から日中戦争が始まり、15年戦争が始まってしまいます。 志里池小学校は、日本の近代戦争とともにスタートしたといえるかも知れません。 |
1958年(昭和33年)ピアノを買った年が児童数が戦後で一番多かった時期になります。この後児童数はだんだん減っていく傾向にあります。 それにしても、昔は小学校には必ずピアノがあるわけじゃなかったんですね。 この2年後、1960年(昭和35年)に60年安保となります。 また、1961年(昭和36年)には新湊川が増水したため講堂に避難者が待避しています。このころ、新湊川が増水による床下浸水などは何度かありました。 |
1970年(昭和45年)の前後は日本のもっとも無邪気に景気がよかった時期でしょう。 志里池小学校でも次々と設備が充実しています。 |
1979年(昭和54年)にはカラーテレビが全教室につけられるなど、ますます、設備が増強されています。 |
こうして見てくると小学校は、戦争や川の増水など、なにかコトがあったときには地域の住民にとって大きな存在になるように思えます。 私たちは、1995年(平成7年)の震災で、なによりもそのことを痛感したのでした。 |