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オープニング
メッセージライブラリ


〜'98.02.21

問題ははっきりしてきた
富むもの、持てるもの
の復興は
たしかに進んだろう
でも、
いまなお
困窮する多くの民がいる

被災者を救えなければ、
神戸は救えはしないだろう

被災者を救えなければ、
この国を救えはしないだろう

'98.01.17


〜'98.01.17

神戸市長田区の
志里池小学校が
廃校にされよう
としている

震災を耐え、
避難する人々を
守ってきた学校を
なくそうというのだ

神戸市よ
地域に生き
地域を守る人々の
声を聴け

'96.11.30
「志里池小学校をなくさないで!」のホームページへ


〜'96.12.3

つばすの味、
金木犀の匂い、
やっと取り戻せた日常に
忘れていく1・17。

でも、私は
怒りを忘れない
人災ならば
その責任をとって
もらわなくてはならない
謝罪して
もらわなくてはならない

'96.9.28


〜'96.11.09

県外に住民票を移してしまった
被災者は、家賃の補助など
ほとんど一切の補助が受けられない

震災直後、安全な土地へ被災者を
受け入れればいいという声があった
しかし、
どうしてもそこで生きていこうと、
我が土地を離れない人が多かった

その行動が今なら分かるだろう?
生きる地をやむなく離れた人々に
この国は切り捨てること
しかしないのだ


〜'96.10.12

神戸の人たちが 要求する。
神戸の人たちが 訴える。
私はそのことに深く感銘する。

地震後、私達は不平不満を
いうことにとまどいを感じた。
どんなにつらい目にあった者でも
自分よりさらにつらい目に
あった人々を必ず思い浮かべる
ことができるからだ。
生きていることが、そのまま、ほんとうに
幸せに感じた。

神戸の人たちが 訴えられることは
それだけの元気が
ようやく出てきた、ということなのだ。

'96.8.10


〜'96.8.11

この国は、金融機構を守るため
住専に金をつぎ込むという。
この国の、経済を守るために、
金をつぎ込むという。
敗戦以来、この国はそうやって、
豊かになってきた。

何のために?

従軍慰安婦の方々に当然の償いをするために?
天災で困窮している人々を助けるために?
この時にこそ、手を差し伸べられるように、
豊かになったのではなかったのか。
人々を助けられないこの豊かさは
いったい何のためのものなのだろうか。

'96.6.9


〜'96.6.8

HIV訴訟原告団の一人・川田龍平さんが
「がんばってください」といわれて、
「がんばりましょう」と答えてらっしゃった。

そうだ。彼らだけががんばっていたのでは、
今回の勝利はなかっただろう。
彼らの問題ではなく、
私たち一人一人の問題だと思うこと。
そして、私たちも共にがんばろうと思うこと。
そこから、また、はじめよう。
神戸のことも、また。

これを読んでいるあなたにいいます。
がんばりましょう。

'96.4.21


〜'96.5.1

日本という国の
在日韓国・朝鮮の人々に対する対応に
ずっと怒ってきた。
本質的な部分で、これは問題があるんだと思った。
この国が大事にするもの、しないもの。
この国がどちらを向いているのか。
震災ではっきりした。
ひとごとでは、やはり、なかった。

'96.4.21


〜'96.4.21

HIV訴訟の原告の方々の「これからがスタートだと思います」
という言葉が、痛いほど染みる。
そうなんだ。マスコミが取り上げるときは、
問題が終わったときではなく、まさにこれから始まるときなんだ。
ほんとうの問題、本当の勝負はこれからだ。
神戸も、HIVも、沖縄も。

'96.3.31


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