5月1日、変わったメーデーの集会があって、ちょっとのぞいた。午前中の労組等の集会と重ならないように午後に設定されたそうだ。
おたのしみ抽選会などがあるため、どっちかというと、メーデーにかこつけた景気付けイベントという感じ。
長田では、こういったイベントっていう感じのものは、震災前はあまりなかった。ベッドタウンってわけではないし、若者が多いわけでもなく、大阪などで行われているイベントなどとは縁がないように思っていた。
震災後、こういった企画が次々考え出され、実行されていくのがとても面白い。続けていって欲しいと思う。
集まった人は、おじいさんやおばあさんが多く、(会場の若松公園のグラウンドは仮設になっている)メーデーという感じじゃないけど、それはそれでいい。
私はメーデーというものに縁がなく、(つまり労組にも)これもメーデー集会だとしたら、初めて参加したことになる。
舞台左側の人が旭堂小南陵氏。浪曲家で、参議院議員(まだ、そうだったっけ?)。議員になったときは、社会党だったけど、離党してる。彼のような人が、もっと国会でも影響力を出してほしいけど、現在の状況では、限界があるみたいだ。ここ数年の社会党の責任はとても大きいと思う。
兵庫県は、社会党系のはっきりとした分裂のおかげで、私なんか、投票する人がいて、助かっていた。小選挙区制になってしまうと、ほとんど投票の意味がなくなってしまうのに近い。石井一にはちょっと勝てないよなぁ。
石井一は、政治家にするために誰でも書ける名前を、ということで親は一(はじめ)という名前を付けたという。また、若手のころ、当選したあとでもお礼のために宣伝カーを走らせたそうだ。いまでも、毎年、1月10日のえべっさんのときは柳原えびすの参道の途中のすし屋を借りて事務所を作り、街頭に立っている。ある意味で、日本の政治家の典型といえるかも知れない。