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ミゼラブル・ジョブ

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  電話口で怒鳴る人がいる   言葉は堕落の道具と化して   金だけが彼と俺の間をつないでる   この社会の仕組みの中で分り合うなんて無理   わかっていたけど こんなに距離が                あ々、遠いとは    ミゼラブル ジョブ 誰も悪くない    ミゼラブル ジョブ 誰も間違ってない    ミゼラブル ジョブ 誰も憎みたくない    だけどそれじゃ 俺の心        守り切れない ミゼラブルジョブ   客にいわれてプログラムを作る   そんな意味のない下らない仕事   金のためといいきかせながら   自分の気持ちを胡麻化していく   この社会の経済の中から抜け出すなんて無理   分っていたけどこんなに心があ々、脆いとは    ミゼラブルジョブ誰にも触れられたくない    ミゼラブルジョブ誰にも触りたくない    ミゼラブルジョブ何にも関りたくない    だけどそれは社会を否定すること      終わるはずもないデバッグの日々   車のシートの寝心地を工夫する   俺にさからう言葉を与えず   ヤツは毎日 怒鳴ってる   息子の病気を 伝える電話に           帰るといえない情けない俺   仕事でさえなければ 俺はヤツを殴ってる   仕事でさえなければ       俺はヤツと友達になれたかもしれない    ミゼラブル ジョブ 誰も悪くない    ミゼラブル ジョブ 誰も間違ってない    ミゼラブル ジョブ 誰も憎みたくない    だけどそれじゃ 愛する人        守り切れない ミゼラブルジョブ    ミゼラブル ジョブ 誰も悪くない    ミゼラブル ジョブ 誰も間違ってない    ミゼラブル ジョブ 誰も憎みたくない    だけどそれじゃ 俺の心        守り切れない ミゼラブルジョブ


 この曲はめずらしく、仕事のことについて、歌った曲です。私の仕事は、受託開発でコンピュータのプログラムを作ることですが、この曲を作った当時、不条理な条件の中で、仕事を続けざるを得ない状況に追い込まれ、苦悩していました。
 私は、こういった不条理さ、みじめさは、第一次産業以外のすべての仕事に共通のものだと感じています。

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